「現実世界での人間関係かSNSでの人間関係か?」みたいに白黒つけはしないけど、実際に人と会って深く対話をするとかなり強くインスピレーションを受ける。
生だからこそ伝わってくるものがある。そうでなければみんな既に引きこもりになってる。実際の対面ならではの醍醐味がある。
— コンタク@ライター (@takon_0207) 2018年9月27日
どうも、コンタクです。
普段は内向的であまり人と会わないようにしている僕ですが、ここ最近、実際に直接人と会うと

と感じる。
人と直接会っていると、その人のエネルギーや想いとかがひしひしと伝わってくるな、というか。
思えば、自分はカタリバ北海道というNPO団体で、北海道の高校に訪問して高校生と対話する活動をしているけど、人と直接会って話すことの影響力を考えると、意義ある活動だなと心底感じる。
ポジティブな人と会ってポジティブな影響を受けた
昨日、カタリバ北海道の仕事仲間と飲みに行ってきたのだが、その中にかなりポジティブで明るい後輩がいた。
その子と会うのは割と久々だったけど、相変わらず元気そうだったし、話しているこっちも元気をもらった。
で、そのこと話している時にこういうことを言われた。

文言だけみたらかなりシンプルな言葉だけど、僕はこう言われた時に

と、納得した。
他にもその子は「もっとポジティブに生きよう!」みたいな話をしてくれたのだが、それを機に、「自分もポジティブに生きよう!」と、今まで以上に強く思った。
その子は別に、ポジティブになるための難しい方法論や理論を紹介してくれたわけでもなく、シンプルに「ポジティブな方が楽しいよ!」という話をしてくれたに過ぎないのに、その子の話に不思議と納得した自分がいた。
自己啓発や心理学の本を読むよりも、かなり元気をもらった。
思えば、セリフ自体もそうなんだけど、その子の持っているエネルギーや性格から、自分は大きな影響を受けたのだと思う。これは、直接の対話ならではの力だ。
別に、本を読むことが悪いというわけではないけど、本にはない大きな魅力が直接の対話にはあると思う。
カタリバ北海道の活動の意義
冒頭でも述べたが、自分はカタリバ北海道というNPO団体で高校生と対話して、高校生をサポートする活動をしている。
ものすごく噛み砕いて言えば、高校生の悩みと向き合う活動だ。
進路の悩み、勉強や部活の悩み、人間関係の悩みなど、色々聞いた上で、じゃあこれからどうしていくべきか一緒に考えたり、時にはアドバイスもする。
冷静に考えたら、悩みの解決方法なんてネットで調べたり本買って読んだりすればいくらでも書いてある。そもそも高校生にとって有益な人は、この世の中にいくらでもいる。
だから、自分が高校生とお話して本当に意味があるんだろうか、とニヒルに考える自分もいる。
でも、独りよがりだと思われるかもしれないけど、たとえそれでも高校生と直接会って向き合う時間には意義があると思うのだ。
実際、高校生とお別れする時には、満面の笑みで「ありがとうございます!!」と言われる時もあれば、「これから勉強頑張ります!!」と言ってくれる生徒もいる。
また、高校生に対して自分の経験談を話すこともあるのだが、その時に「タメになりました!!」みたいに言ってくれる高校生も少なくない。
自分よりもすごい人生を送っている人や、人生の成功者は腐るほどいるにもかかわらず、自分の話に感銘を受ける生徒もいる。
その言葉を聞く度に「直接対話したことに意味はちゃんとあったんだな」と強く思う。
ネットや本を通じて何かを伝えたり教えたりすることはできるけど、やっぱり直接会って対話することのパワーは大きい。直接の方がその人の想いやエネルギーが自然と伝わるから。
自分がどういう人間かはある意味関係なく(よほど人格に問題がある人は例外として)、人と直接会うことにこそ、意義がある。
綺麗事かもしれないが、誰かに影響を与えるのに難しい知識とかは必ずしも必要ではなく、直接その人と向き合う姿勢こそが、相手に影響を与えるんじゃないかな。
最後に
というかそもそも、みんな無意識のうちに、直接誰かと会うことに意味を見出しているはず。
例えば、ミュージシャンのライブ。
ただ曲を聴きたいだけならCD買って聴けばいい話。それでもわざわざライブに足を運ぶのは、直接会って演奏を聴くことに何かしらの意義があるから。
だから、これからも人と直接会って色々受け取りたいなと思うし、自分も実際に人前に出て、何かしら影響を与えたいと思うのだ。